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2010年1月23日 (土)

【おっぺけぺーな私が選ぶ2009年5大ニュース!】第3位

おっぺけぺーな私が独断で選ぶ2009年5大ニュース、第3位の発表!

第3位 日本選手団、かく戦えり(日本選手がスポーツの国際舞台で大活躍)

第3位は、日本代表のスポーツ選手の活躍ぶりについて取り上げます。いろいろあると思いますが、いくつかピックアップしました。

【侍ジャパン、WBCを制す】

まずは、春に行われた第2回ワールドベースボールクラシック(以下、WBC)で日本が2連覇したことでしょう。"侍ジャパン"と名づけられた、巨人の原監督率いる日本チームは、3月24日の決勝で、韓国チームを相手に5-3で破り、優勝したのです。

日中にテレビで中継されたため、私は昼休みに携帯電話のワンセグで一戦を見守りました。延長十回に、不振に悩まされ続けたイチロー選手(マリナーズ)が2点タイムリーヒットを放ち、勝利を決めると、日本中が歓喜に沸いたのです。

大会MVPには4勝を挙げた松坂大輔投手(レッドソックス)が2大会連続で選出されました。また、日本代表監督として世界の頂点に立った原辰徳監督は、プロ野球日本シリーズでも巨人を7年ぶりの日本一に導き、卓抜した手腕を発揮したのです。

【驚異的な世界新記録の沸いた大会で日本選手も活躍】

8月には、ベルリンで世界陸上選手権が開かれました。大会の注目は、北京五輪で驚異的な記録を残したウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)でしたが、この大会でも自らの世界記録を更新しました。

そんな中、日本選手も大活躍でした。女子マラソンで尾崎好美選手(第一生命)が2時間25分25秒で2位に入り、男子やり投げでは村上幸史選手(スズキ)82m97cmをマークして3位に入りました。尾崎選手は、かつて女子マラソンの第一人者として1991年の世界陸上選手権東京大会で2位に入った山下佐知子選手が監督となって育てた教え子です。師弟ともに2位という快挙ですね。また、村上選手はこの種目で日本勢初のメダルをもたらしたのです。今後とも、期待大です。

【水泳界に新星誕生】

水泳の世界にも彗星が誕生しました。5月にオーストラリアで開催された日豪対抗の200メートル背泳ぎで、日本の入江陵介選手(近大)が、当時の世界記録を1秒08も上回る記録をマークしました。ところが、後になって、水着審査において入江選手が着用した水着が認可されませんでした。その結果、入江選手がマークした記録など、世界記録を上回った6つの好タイムが非公認となってしまったのです。

これは、「高速水着」に一定の歯止めをかけようと動いていた国際水泳連盟(FINA)の遅すぎる対応によるものです。FINAの対応は、世界の競泳界を大きく混乱させてしまいました。FINAは2009年9月に、2010年から水着の素材などを限定する新規定を発表しました。

そんな中で7月末からローマで行われた競泳の世界選手権では、浮力のあるラバー素材の高速水着が使用できる最後の国際舞台となり、誕生した43もの世界記録は、永久に破られないのではという指摘もあるようでして、競泳界は今もなお、多くの問題を抱えているといえそうです。

ただし、こんなことにはめげず、入江選手に活躍してもらいたいと思います。2012年のロンドンに向けてがんばってほしいです。

【体操ニッポン、復活の兆し】

体操の世界選手権が10月にロンドンで開催され、鶴見虹子選手(朝日生命ク)が個人総合で銅メダル、段違い平行棒では銀メダルに輝きました。五輪、世界選手権を通じて日本の女子体操選手が表彰台に上がるのは、なんと1966年(!)の世界選手権で3位に入った池田敬子選手以来とのことで、43年ぶり史上2人目の快挙だそうです。

また、北京五輪銀メダリストの内村航平選手(日体大)は個人総合で初優勝!。「体操ニッポン」を担う新世代のエースがロンドン五輪に向けて大きな一歩を踏み出しました。

【亀田興毅選手が2階級制覇】

11月に行われた内藤大介選手VS亀田興毅選手の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチで、挑戦者の亀田興毅選手が王者・内藤選手を判定(3-0)で破り、2006年8月の世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座に続いて国内ジム所属選手としては7人目の2階級制覇を達成しました。

亀田家と内藤選手の因縁の対決と謳われた試合でしたが、挑戦者の興毅選手の若いファイトと、老獪な内藤選手のテクニックが真正面からぶつかり、とてもさわやかな試合だったと思います。

デビュー当初から、日本人選手との対戦がなかった興毅選手は、「本当に強いのか」という多くのお茶の間の疑念を拳で吹き飛ばしました。勝利を決めた瞬間に泣き崩れた姿も印象的でした。微妙な判定での勝利や、弟の大毅選手が内藤選手とのタイトルマッチの際に犯した反則行為など、亀田家長男の興毅選手には大きなプレッシャーがあったと思います。そのような中での勝利に、本当の実力を魅せられたと思い、感動しました。

ボクシングといえば、国内最強の世界王者、WBC世界バンタム級チャンピオンの長谷川穂積選手が12月に10度目の防衛を達成!驚異的な強さの裏に秘めた、優しい心。病気のお母さんを思う王者の素顔は、ドキュメンタリー番組などで取り上げられました。感動しました。

【日本人メジャーリーガーの活躍】

米国メジャーリーグの日本人選手の活躍も目立ちました。

まずは、シアトル・マリナーズのイチロー選手。9年連続で200本安打達成。これは、メジャーリーグ新記録だそうです。また、メジャー通算2,000本安打も早くも達成しました。そして、4月には日本プロ野球史上最多安打記録保持者の張本勲選手の3,085安打を軽々と更新しました。イチロー選手にとって、これらの記録は所詮は通過点のようなものだろうと思います。安心して応援できる日本人メジャーリーガーの一人ですよね。

そして、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手がワールドシリーズで大活躍し、MVPを受賞しました。もちろん、日本人としては初めての快挙。レギュラーシーズンを通じて、指名打者としての活躍に甘んじていた中での活躍であったので、少々活躍に不安を感じていましたが、なんのなんの。天晴れ天晴れです!今シーズンは新天地でのスタートとなりますが、ぜひ活躍をしてほしいと思います。期待しています!

【女子テニス界では・・・】

2008年4月に現役復帰を果たした39歳のクルム伊達公子選手は、9月に行われた韓国オープンで13年ぶりのツアー優勝!アラフォー世代の励みになっています。テニス界だけなく、他のスポーツの世界でもアラフォー世代の活躍が目立ちますが、復帰を果たした伊達選手には、若い選手にも負けないテクニックがあります。若い選手の刺激にもなるでしょう。これからも、アラフォー世代の代表として、活躍を期待します。

一方、「テニス界の鉄人」として親しまれた杉山愛選手(34歳)が引退を表明。東京・有明コロシアムで行われた東レ・パンパシフィック・オープンが引退試合となりました。この大会、ダブルスで準優勝を決め、笑顔でコートを去りました。17歳でプロになってから、シングルスの四大大会に62大会連続出場は世界最多記録を樹立し、ギネス世界記録にも認定。ツアーでは911試合で492勝の戦歴は、これからも記録に刻まれることでしょう。「コートの妖精」、そして、「テニス界の鉄人」、お疲れ様でした。

【墓碑銘】

最後に、第2次世界大戦後、暗い日本をスポーツの世界から勇気を与えてくれたヒーローがまた一人、鬼籍に旅立ちました。2009年7月からイタリア・ローマで行われていた競泳の世界選手権のさなか、古橋広之進さんが現地・ローマで亡くなりました。享年80。現地で行われた国際水泳連盟の総会、競泳世界選手権のプレゼンターとして出席していたさなかの悲劇でした。

スポーツジャーナリストの二宮清純さんは、「ショックとしか言いようがない。まさに巨星落つという感じだ。今は野球でもサッカーでも世界を相手に闘っているが、世界という物差しを日本に導入したパイオニアだった。プロレスの力道山が古橋広之進さんにあこがれ、その力道山にあこがれたのが、プロ野球の長嶋茂雄というだけでも、功績がいかに偉大だったか分かる。戦後、日本が世界に追いつけ追い越せと頑張っているときに、それを具現化した、スポーツ界を超えた戦後日本のヒーローだった」と、このように仰っています。

あらためて、合掌。

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