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2009年3月 1日 (日)

【青梅鉄道公園の車輌たち その⑨】青梅鉄道公園のシンボル「110形」蒸気機関車

Dsc03424_2 そして、青梅鉄道公園の保存車輌として、最も貴重な車輌をご紹介しましょう。110形蒸気機関車です。日本で最初に鉄道が開業した1872年10月、新橋~横浜間を走った車輌として、歴史的価値のある車輌です。

Dsc03423 1872年鉄道開業当時、英国製の10両の蒸気機関車が配置されましたが、開業当時から保存されている蒸気機関車は、さいたま市の鉄道博物館に保存されている1号機関車(150形蒸気機関車)と、青梅鉄道公園の110形蒸気機関車の2両しかありません。ですので、とても貴重な車輌として『鉄道記念物』に指定されています(ちなみに、150形蒸気機関車は重要文化財です)。

Dsc03431_2 この110形蒸気機関車ですが、青梅鉄道公園には開園当時から保存されているようですが、長いあいだ屋根の無い屋外に保存されてました。一方、150形蒸気機関車は、鉄道博物館に保存される前までは交通博物館に保存されていましたので、しっかりと屋根のある場所で展示されていました。

Dsc03425_3 私は、日本の鉄道開業当初から現存する2両しかない蒸気機関車にもかかわらず、保存状態にこれほどの差があることに疑問を感じておりました。その後、昨年5月のGWで青梅鉄道公園を再訪した際には屋根がついていましたので、保存状態はそれなりには改善されることでしょう(2008年GW到来!(青梅鉄道公園の鉄道記念物))。

Dsc03429 こうしてご紹介してきた青梅鉄道公園に保存されている車輌たちは、さいたま市の鉄道博物館に保存されている車輌とは簡単に比類できないほど貴重な車輌です。110形蒸気機関車のような鉄道開業時に走っていた車輌だけでなく、明治期から、大正、昭和に至るまでの車輌たちとまとめて見ることができるのです。それぞれの車輌を眺めていくと、鉄道の歴史を辿ることができます。日本の発展、戦後の復興を線路上から支えた車輌たちの姿をご覧いただければと思います。

既述の通り、青梅鉄道公園は改装されました。天気の良い休日は園内でお弁当を広げて楽しむ家族の姿や、一部の車輌では運転席に入れるものもありますので、とても開放的な場所だと思います。

入園料は100円!これから暖かい季節になりますので、ぜひ、おでかけください。

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