さようなら交通博物館
1月22日(日)にも行ったが、今回の目的は旧・万世橋駅構内の見学。1回で20人しか見学できない。通常では、駅構内の公開はされていない。今回は、さようなら交通博物館という閉館イベントの一環で見学が行なわれる。
交通博物館は、昭和11年に現在の地に移転して後、70年にわたり日本の鉄道史を世の中に伝えてきた。なくなることはとても淋しい。1年半の後、さいたま新都心で生まれ変わることになっている。
さて、朝1番の10時スタートの見学に参加。これは結構人気があって、これまでなかなか参加ができなかった。これを機会にぜひ参加しておきたいと思った。あっという間に行列ができて、私の列の次の人から別の時間帯のグループになってしまったのだ。
まずは、博物館の鉄道模型特別展の脇を通過して、ドアを右へ入る。もちろん、ここに足を踏み入れるのは初めて。最初に10分間の万世橋駅のビデオ上映。スクリーンのある場所は、旧駅舎脇のアーチ橋下か。美しいカーブを描いたきめ細かな模様が明らか。
そうか、こうなっていたのかと思った。階段をのぼり、天窓から旧ホームを見る。ホーム跡はくっきりとその名残を見せる。中央線の線路に挟まれた旧ホーム跡が明らかだ。ホームへは足を踏み入れることはできない。
中央線に乗っていたときには、この場所のことを意識したことがなかったが、この日ばかりはそんなことはなかった。「まんせいばし」と表記された駅名版がそれを彷彿とさせるのだ。ここに駅があったということをアピールしているように見えた。
見学は計20分と限られている。一度に多くの人を受け入れることができないため、それが実にすばらしい。混雑していないため、写真を撮ることがあまり苦にならないのだ。ごったがえしていない中での撮影は、とてもよかった。
あと2ヶ月と少し。交通博物館はカウントダウンの時期に入った。何とか数回は訪問したいと思う。さみしいけれども、これも時代の流れなのか。


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